社労士と行政書士の違い について、まとめました。

こんにちは。士業専門Facebook集客コンサルタントの滝澤です。
今日は、社会保険労務士(社労士)と行政書士の違いについてみていきたいと思います。
違いを際立たせることによって、あなた自身の肩書きのヒントになるかもしれません。

と言うわけでスタートしていきたいと思います。

活躍する分野が違う

社労士と行政書士は同じ国家資格ですが、活躍する分野が異なります。
他の言葉で言い換えるとこんな感じでしょうか。

社労士:労働問題のエキスパート。

行政書士:まちの法律家

仕事が違う

社労士の主な仕事は以下の通りです。

  1. 行政機関に提出する労働社会保険諸法令に基づく申請書、届出書、報告書などの作成や代行
  2. 労働社会保険関係法令に基づく帳簿書類の作成
  3. 労務管理や社会保険に関する相談、指導

この中でも、1と2の分野は社労士の独占分野となります。

行政書士

  1. 行政機関に提出する許認可等の書類の作成
  2. 権利義務又は事実証明に関する書類の作成
  3. 書類の作成に関する相談

この中でも、1と2の分野は行政書士の独占分野となります。
行政書士の守備範囲はかなり幅広く、様々な法律の問題に取り組むことが出来ます。

町の医者の法律バージョンつまり、
「あなたの町の法律家」
と考えると間違っていないと言えるでしょう。

また、行政書士の資格プラスαで他の資格をもって活躍する方もいらっしゃいます。

例えば、

行政書士+社労士
行政書士+司法書士

といったようにです。

社会保険労務士と行政書士になる方法・資格の違い

社会保険労務士と行政書士になる方法ですが、
どちらも国家試験の合格する必要があります。

社会保険労務士の場合は国家試験に合格後、
実務経験2年以上もしくは指定の講習を修了したのちに
「全国社会保険労務士会連合会」
に登録することでなれます。

行政書士の場合は、国家試験に合格後、
「日本行政書士会連合会」の名簿に登録する必要があります。
こちらは社会保険労務士とは違って実務経験などは求められていません。

なお、登録する際には各連合会の定める登録手数料
や年会費などを納める必要があります。

社会保険労務士と行政書士の学校・学費の違い

社会保険労務士と行政書士では、
必要とされる学歴に違いがあります。

まず、社会保険労務士試験の受験資格を得るためには、
「大学」「短期大学」「高等専門学校」
のいずれかを卒業している必要があります。

一方、行政書士試験には学歴、年齢、国籍などの
受験資格は設けられておらず、誰でも受験できます。

そのため、法律について学んだことがない高卒者や中卒者でも、
試験対策さえできれば行政書士試験に合格可能です。

大学や短期大学を卒業する必要がない分、
「学費」の面でみても行政書士のほう
がなりやすいと言えるでしょう。

滝澤
勿論、ダブルライセンスに挑戦することもとても素晴らしいですし、
ダブルライセンスで活躍されている方もたくさんいらっしゃいますが、ネット集客をしっかりやれば、ダブルライセンスでなくても全然大丈夫です。もし、行政書士一本。社労士一本で勝負したい方も問題なく集客は可能ですよ