Contents
お疲れ様です。士業専門Facebook集客コンサルタントの滝澤宗之です。
今回は、行政書士の先生のお仕事
について見ていきたいと思います。
実は、私も初めて、行政書士と書かれた名刺をもらったときには、
クエスチョンマークだらけになってしまいました。
ここまで行かなくても、行政書士の先生の仕事って、
なんとなくわかっているような、わかっていないような･･･
と言う方もいると思いますので、
改めて紹介させていただきたいと思います。
大きく
- 許認可申請
- 身近な法律家
- 会社経営のサポート
と考えると分かりやすいです。
メインの業務は？
行政書士の一番メインとなる仕事は、許認可申請です。
特定の業種の事業を始める場合
官公署（自治体、各省庁、警察署など）の許可や認可が法律上必要です。
たとえば、飲食店を開きたい場合には、
保健所の営業許可を取らなければなりません。
その営業許可を取るための申請手続きを代行するという物です。
それって、素人じゃ、面倒くさいし、ミスが増えて
中々通してもらえない。
そんなときに、助けてくれるのが、行政書士の先生というわけです。
許認可の種類は非常に多く、1万以上あると言われており
そうした許認可に対応してくれます。
身近な法律家としての役割も
行政書士は、暮らしに関わる法的な書類の作成と、その相談業務を行うことができます。
例えば、
- 相続が発生した時の遺産分割協議書
- 売買をした時の売買契約書
- トラブルについて示談した時の示談書
など様々です。
行政書士がこれらの文書を作成しきちんと残しておくことで、
後日のトラブルを防ぐことにつながります。
会社経営のサポート
会社の経営のお手伝いも行うことが出来ます。
- 社内規定や契約書類の作成や会社の経営全般のサポート
- 公的融資の申し込み
- 事業承継や事業再生のサポートやアドバイスなど
では、もう少し踏み込んで内容を見ていきましょう。
（１）ビジネスに関する業務
①許認可申請
許認可申請には多くの書類が必要です。
行政書士はそれを揃えたり、作成代行します。
また、許認可が認められる条件が整っているかを事前に調査しアドバイスも行います。
例えば、以下の要望に応えることが出来ます。
- 飲食店を営業したい
- ・不動産仲介業を営みたい
- ・NPO法人を設立したい
②外国人雇用関係
例えば、以下の要望に応えることが出来ます。
- 在留資格の申請取次 等
③法人関連手続き
行政書士は、法人の設立や運営に関わる様々な業務を行います。
例えば、以下の要望に応えることが出来ます。
- 会社設立したい
- 公的融資を受けたい
④中小企業支援
顧問弁護士がいないような中小企業に様々なサポートを行います。
例：
- 社外での取引契約書や社内規程の作成
- 経営革新計画や事業再生計画作成のサポート
- 行政書士は、その会社の個別の状況に応じて適切なアドバイス、サポートを行うことが期待されています。
⑤知的資産・知的財産
行政書士は、知的財産権の保護や利用のために必要な業務を行います。
例：
- 著作権登録申請
- ライセンス契約、著作権の売買契約等の契約書作成やコンサルティング
- 種苗法に基づく品種登録申請
行政書士は、必要な研修を受けることで「著作権相談員」となり、著作権分野に強いことをアピールすることも可能です。
⑥電子申請・電子調達
国や自治体は、様々な手続きにおける電子化を進めており、行政書士も電子申請や電子調達の手続きを行います。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 電子定款の作成代理
- 入札参加資格審査の電子申請代理
⑦運輸関係
行政書士は、運輸関係の許可申請や請求、届け出の手続きを行います。
例：
- 自動車運送事業許可申請
- 自動車保管場所証明申請（車庫証明）
- 交通事故の保険金請求（自賠責保険）
（２）暮らしに関する業務
- 契約書作成
- 遺言・相続関係の作成支援
- 成年後見
- 自動車登録に関する手続き
- 土地活用に関する手続き
（３）その他特定業務
他にも様々な業務があります。
